くさ‐わい【種はひ】
《「わい」は接尾語「わう」の連用形から》 1 物事をひき起こす原因。たね。「思ひ沈むべき—なきとき」〈源・梅枝〉 2 種類。品々。「物の—はならびたれば」〈落窪・一〉 3 興味をひくたねとなるも...
くさわかば【草わかば】
蒲原有明(かんばらありあけ)の新体詩集。明治35年(1902)刊行。作者の第1詩集。
くさ‐わき【草分き/草脇】
《草を押し分けて行くところから》獣類の胸先。くさわけ。「敵かからば、馬の—、太腹突いてははね落とさせ」〈太平記・三七〉
くさ‐わけ【草分け】
1 土地を切り開いて、そこに村や町を興すこと。また、その人。 2 ある物事を初めて行うこと。また、その人。創始者。「電子工業界の—」 3 草深い所を分けて行くこと。また、そういう所。「—の道を早...
くさわけ‐ごろも【草分け衣】
草深い所を分けて行くときに着る着物。また、旅衣。「狩人の—ほしもあへず秋のさが野のよもの白露」〈玉葉・秋上〉