ごか‐の‐あもう【呉下の阿蒙】
《「阿」は親しみを表す語。呉の魯粛(ろしゅく)が呂蒙(りょもう)に会って談議し、呂蒙のことを武略に長じただけの人物と思っていたが、今は学問も上達し、呉にいた頃の阿蒙ではないと言ったという、「呉志...
ごかのしょう【五家荘】
熊本県中東部、八代(やつしろ)市の地名。球磨(くま)川の支流、川辺川(かわべがわ)源流にある葉木(はぎ)・仁田尾(にたお)・樅木(もみき)・椎原(しいばる)・久連子(くれこ)の旧5村をいう。平家...
ごか‐の‐しらべ【五箇の調べ】
琴(きん)の5種類の弾き方。また、その調子。掻手(かいで)・片垂(かたたり)・水宇瓶(すいうびょう)・蒼海波(そうがいは)・雁鳴(がんめい)の五つ。筑紫箏(つくしごと)でもいう。
ごか‐の‐ほう【五家の法】
近接する5戸を一組とし、その組の連帯責任において治安維持などの取り締まりに任じさせたもの。中国の周代の制度にならい、日本では律令制で五保の制が敷かれたが、江戸時代の五人組制度もこの系統を引くもの。