さし‐い・ず【差し出づ/射し出づ】
[動ダ下二] 1 《「さし」は光が射す意》さしはじめる。輝き出る。「日も—・でぬべし」〈枕・三六〉 2 ㋐はっきり姿を現す。ぬきんでる。「さる滝の上に、わらふだの大きさして、—・でたる石あり」〈...
さし‐いで【差し出で】
出過ぎた振る舞いをすること。でしゃばり。「すべて—は、わらはも大人もいと憎し」〈枕・二八〉
さしいで‐ぐち【差し出で口】
「さしでぐち」に同じ。
さし‐いらえ【差し答へ/差し応へ】
1 返事。受け答え。「さるべきことの—、繁樹もうち覚え侍らむかし」〈大鏡・序〉 2 演奏の相手をすること。「さらに今日の御遊びの—に」〈源・若菜下〉
さし‐い・る【差(し)入る】
[動ラ五(四)] 1 (「射し入る」とも書く)光などがさし込む。「—・る月の光」 2 中へ入る。「—・りて見れば、南面(みなみおもて)の格子、皆下ろしてさびしげなるに」〈徒然・四三〉
[動ラ...
さしいれ【差し入れ】
1〔差し込むこと〕insertion手紙の差し入れ口a letter drop料金差し入れ口〔販売機の〕a slot2〔刑務所への〕a present ((of food, clothes, b...
さしいれる【差し入れる】
1〔差し込む〕insert; put ((a thing)) intoポケットに手を差し入れたHe put his hand into his pocket.2〔刑務所へ〕send in a p...
さしいれぎょうしゃ【差し入れ業者】
a prison caterer
さしいれべんとう【差し入れ弁当】
a lunch sent in ((to a person))