ざん‐ざい【斬罪】
首をきる刑罰。うちくび。
さんざ‐め・く
[動カ五(四)]《「さざめく」の音変化。「ざんざめく」とも》ひどく浮き浮きと騒ぎ立てる。にぎやかに騒ぐ。「弦歌—・く巷(ちまた)」
ざんざら‐がさ【ざんざら笠】
編み上げた菅(すげ)の末端を切りそろえずに笠の頂部に出す菅笠。江戸時代、宿駅の馬子や駕籠(かご)かきなどが用いた。また、頂部に造花を挿して祭礼にもかぶった。
ざん‐ざん
[副]雨が激しい勢いで降るさま。「朝から—降り続く」
ざんざん‐じょうすい【残山剰水】
1 戦乱のあとに残された山水。 2 山水画の一様式。自然の一角を小さく描き、画面に大きな余白を残して詩的情趣を表すもの。南宋の馬遠一派に始まる。馬一角(ばいっかく)。