しゅん‐とう【春灯】
春の夜のともしび。《季 春》「—や衣桁に明日の晴の帯/風生」 [補説]書名別項。→春灯
しゅん‐とう【春闘】
《「春季闘争」の略》毎年春に労働組合が、賃金引き上げなど労働条件改善の要求を掲げて行う全国的な共同闘争。昭和30年(1955)に始まる。《季 春》「—妥結トランペットに吹き込む息/斌雄」
しゅんとう【春灯】
俳誌。昭和21年(1946)1月、小説家・劇作家・俳人の久保田万太郎の主宰により創刊。久保田の没後は創刊時から編集を担当していた安住敦が主宰を引き継いだ。
しゅん‐とく【俊徳】
すぐれた高い徳。大徳。高徳。
しゅんとくまる【俊徳丸】
謡曲「弱法師(よろぼし)」の主人公。讒言(ざんげん)により、家を追われて諸国を流浪し、盲目の乞食(こじき)になる。説経節「しんとく丸」、浄瑠璃「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」などにも脚色。