じゅ‐ず【数珠】
仏・菩薩を礼拝するときに手に掛ける仏具で、小さい玉をつないだ輪。玉の数は通常108個あり、百八煩悩を除くためといわれる。また、宗派によって数を54や27などに減らしたものもある。念珠。ずず。
じゅずかけ‐ばと【数珠掛鳩】
ハト科の鳥。全身薄茶色で、くびの後ろに黒褐色の輪模様がある。古くから世界的に広く飼われていた家禽(かきん)で、原産地は北アフリカとされる。
じゅず‐だま【数珠玉】
1 数珠に作る玉。ずずだま。 2 イネ科の多年草。水辺に生え、高さ約1メートル。葉は細長く縁がざらつく。初秋、葉の付け根に雌花と雄花の穂を出す。実は緑色から黒色に変わる。唐麦。つしだま。じゅずこ...
じゅず‐つなぎ【数珠繋ぎ】
糸でつないだ数珠玉のように、多くの人や物をひとつなぎにすること。また、そのようなようす。ずずつなぎ。「道路が渋滞して車が—になる」
じゅずね‐の‐き【数珠根の木】
アカネ科の常緑小低木。関東南部以西の暖地に生え、高さ約50センチ。枝にとげがある。葉は卵形で先がとがり、つやがある。春、葉の付け根に白花をつける。