せつな【刹那】
《(梵)kṣaṇaの音写》 1 仏語。時間の最小単位。1回指を弾く間に60あるいは65の刹那があるとされる。 2 きわめて短い時間。瞬間。「—の快楽に酔う」「衝突した—に気を失う」「—的な生き方」
せつ‐な・い【切ない】
[形][文]せつな・し[ク]《「ない」は接尾語》 1 悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない。やるせない。「—・い思い」 2 からだが苦しい。「ああー・い、厭(いや)だと云...
切(せつ)ない時(とき)の神頼(かみだの)み
信仰のない者が、苦しいときだけ神の助けを求めること。苦しい時の神頼み。
せつな‐しゅぎ【刹那主義】
過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよいとする考え方。また、一時的な快楽を求めようとする考え方。「—の若者」
せつな‐てき【刹那的】
[形動] 1 時間が極めて短いさま。 2 あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとするさま。特に、一時的な享楽にふけるさま。「—な生き方」
せつな【刹那】
a moment; an instant彼は刹那刹那に生きているHe lives only 「for the moment [on impulses/in the present].刹那的快楽p...
せつない【切ない】
sad and painful息子を失った母親はさぞ切ないことだろうHow sad [distressed] the mother who lost her son must be!切ない思いで...
せつなる【切なる】
〔熱心な〕ardent, eager;〔心からの〕earnest切なる願いan ardent [eager/earnest] hope
せつなしゅぎ【刹那主義】
the principle of living only for (the pleasure of) the moment