たい‐ゆう【大勇】
《「だいゆう」とも》本当の勇気。真に必要なときにあらわす勇気。⇔小勇。「小節に関わらぬが—也」〈一葉・別れ霜〉
たい‐ゆう【大憂】
1 大きなうれい。たいそうな心配事。 2 父母の死。また、天子の崩御。
たい‐ゆう【体用】
1 本体とその作用。たいよう。 2 連歌・俳諧で、山・水辺・居所に関する語を分類して、その本体となる「峰」「海」などを体、その作用・属性を表す「滝」「浪」などを用としたこと。 3 能楽で、基本的...
たいゆう‐かい【大勇会】
自由民主党にあった派閥の一。平成11年(1999)、加藤紘一による宏池(こうち)会継承に反発した河野洋平・麻生太郎らが独立し、結成した。河野派。→為公(いこう)会
大勇(たいゆう)は怯(きょう)なるが如(ごと)し
《蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」から》真に勇気ある人は、むやみに人と争うようなことはしないから、一見おくびょう者に見える。