つぼい【坪井】
姓氏の一。 [補説]「坪井」姓の人物坪井九馬三(つぼいくめぞう)坪井正五郎(つぼいしょうごろう)坪井信道(つぼいしんどう)坪井杜国(つぼいとこく)
つぼい【壺井】
姓氏の一。 [補説]「壺井」姓の人物壺井栄(つぼいさかえ)壺井義知(つぼいよしちか)
つぼ・い
[形][文]つぼ・し[ク]《中世・近世語》 1 入口などがすぼまっている。「眼ワ—・ウ、シカモ出テ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 かわいい。かわいらしい。「うち見には恐ろしげなれど、馴れて...
つぼ‐いし【壺石】
石灰分や鉄分で固化された壺状の団塊。直径5〜10センチの球または楕円状で、中空。岐阜県土岐(とき)市に産するものは天然記念物。
つぼ‐いり【壺入り】
1 壺に入っていること。また、そのもの。 2 江戸時代、客が揚屋に行かないで、直接なじみの遊女・野郎の抱え主の家で遊ぶこと。「よき野郎の方に二、三日の—」〈浮・一代男・八〉
つぼい‐くめぞう【坪井九馬三】
[1859〜1936]歴史学者。大坂の生まれ。東京帝大教授。科学的、実証的な歴史学研究法を導入した。著「史学研究法」など。
つぼい‐さかえ【壺井栄】
[1900〜1967]小説家。香川県小豆島の生まれ。詩人壺井繁治と結婚後、プロレタリア文学運動に参加。作「暦」「柿の木のある家」「二十四の瞳」など。
つぼい‐しょうごろう【坪井正五郎】
[1863〜1913]人類学者。江戸の生まれ。東大教授。日本の人類学・考古学の創始者の一人。東京人類学会を創立。日本の先住民について、コロボックル説を唱えた。
つぼい‐しんどう【坪井信道】
[1795〜1848]江戸後期の蘭方医。美濃の人。名は道。号、誠軒など。江戸で開業後、萩藩の侍医。門下に緒方洪庵・川本幸民らがいる。著「診候大概」など。
つぼい‐とこく【坪井杜国】
[?〜1690]江戸前期の俳人。尾張の人。米穀商を営む。松尾芭蕉の弟子で、「笈(おい)の小文(こぶみ)」の旅に同行した。