トキソイド【toxoid】
細菌などがつくる毒素や蛇毒などをホルマリンで処理し、毒性を除いて抗原性だけを残したもの。ジフテリアや破傷風、ハブにかまれたときの毒の予防などに用いる。アナトキシン。変性毒素。→ワクチン
とき‐そう【鴇草】
ラン科の多年草。湿原に生え、高さ15〜20センチ。茎の中ほどに葉が1枚つく。5、6月ごろ、茎の先に紅紫色の花を1個開く。
トキソカラ‐しょう【トキソカラ症】
《toxocariasis》犬や猫に寄生する回虫トキソカラ属の幼虫による内臓移行症。小児に経口感染し、肝臓や目に障害を起こす。
ときそば【時蕎麦】
古典落語。蕎麦の代金16文を時刻をたずねながら1文ごまかした人を見て、ある男が真似をするが、逆に多く数えて4文損をしてしまう話。 [補説]上方落語では「時うどん」の名で演じられる。
トキソプラズマ【toxoplasma】
原生動物の一種。人間を含む哺乳類・鳥類に寄生する。→トキソプラズマ症