なんば【難波】
《「なにわ(難波)」の音変化》大阪市の中央区から浪速区にまたがる地名。道頓堀・千日前などとともに「ミナミ」と称される繁華街をなす。→梅田
なん‐ば【難場】
困難な場所・場面。難所。「—を乗りきる」
なんば‐あるき【難波歩き】
《語源未詳。難波は当て字》右手と右足、左手と左足を同時に前に出す歩き方。江戸時代にはふつうの歩き方であったともいわれる。→難波走り
なんば‐としぞう【難波利三】
[1936〜 ]小説家。島根の生まれ。大阪の庶民生活を題材にした大衆小説で直木賞候補の常連となり、6度目の「てんのじ村」で受賞。他に「地虫」「雑魚(ざこ)の棲(す)む路地」「イルティッシュ号の来...
なんば‐に【難波煮】
魚や野菜などを、ぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。大阪の難波がもとネギの産地であったところからの名。
なんばん【何番】
あなたの座席[電話]は何番ですかWhat is your seat [telephone] number?何番目の入口ですかWhich entrance is it?チームはリーグで何番目ですか...
なんばん【南蛮】
1〔南方の蛮人〕southern barbarians2〔南洋諸島〕the South Sea Islands南蛮渡来の品articles imported from Thailand, Ind...
なんばーぷれーと【(自動車の)ナンバープレート】
a license plate《米》;a number-plate《英》
ナンバリングマシン
a numbering machine
ナンバー
number《略 No.,no.,n.》
なんばんげきぜつ【南蛮鴃舌】
外国人の意味の分からない言葉を、さげすんでいう言葉。▽「南蛮」は南方の人をさげすんで言う語。「鴃舌」はもずの鳴く声。また、もずが鳴き合うように騒ぎ合って、意味が分からないことのたとえ。南方の人の話す調子は、北方の人にはもずが鳴いているかのようにやかましく聞こえ、何を言っているのか分からないと感じられていたことから。
なんばんほくてき【南蛮北狄】
昔の中国人が、異民族をさげすんで称した語。▽「蛮」「狄」はともに、異民族に対する蔑称べっしょう。「南蛮」は南方の未開民族のこと。「蛮」は文明を知らぬ民族の意。「北狄」は北方の異民族のこと。「狄」は追い払うべきえびすの意。この二者で広く異民族を代表する。