ほそかわ【細川】
姓氏の一。清和源氏。鎌倉中期、足利義康の曽孫義季が三河国細川郷を領したのに始まる。嫡流は室町幕府の管領(かんれい)家となった。 [補説]「細川」姓の人物細川勝元(ほそかわかつもと)細川(ほそかわ...
ほそかわ‐かつもと【細川勝元】
[1430〜1473]室町中期の武将。法名、竜安寺宗宝。再三、管領(かんれい)となり、応仁の乱では将軍足利義政を助けて東軍を率いて戦ったが、陣中に没した。禅宗を信仰し、京都に竜安寺を創建。
ほそかわ‐がみ【細川紙】
埼玉県比企(ひき)郡小川町産の楮(こうぞ)製の和紙。帳簿などに用いる。はじめ紀伊国細川村で産したところからの名称。ほそかわし。 [補説]国指定の重要無形文化財。また、平成26年(2014)「和紙...
ほそかわ‐ガラシャ【細川ガラシャ】
[1563〜1600]細川忠興の妻。明智光秀の娘。名は玉。ガラシャは洗礼名。高山右近の影響でキリスト教に改宗。関ヶ原の戦いに際し、石田三成に反抗して自殺。
ほそかわガラシヤふじん【細川ガラシヤ夫人】
森田草平による歴史小説。未完。著者没後の昭和25年(1950)刊行。