まら【魔羅/摩羅】
《(梵)māraの音写。障害・破壊・殺者の意》 1 仏語。人の善事を妨げる悪神。魔王。欲界第六天の王。転じて、悟りの妨げとなる煩悩(ぼんのう)をいう。魔。 2 《1から転じたとも、排泄する意の「...
マラア‐の‐どうくつ【マラアの洞窟】
《Grottes de Mara'a》南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島にある洞窟。パペーテの南約30キロメートル、海岸近くの山の斜面に位置する。大小三つの洞窟は淡水を湛え、かつてゴーギャ...
マライ【Malay】
⇒マレー
マライ‐しょとう【マライ諸島】
⇒マレー諸島
マライタ‐とう【マライタ島】
《Malaita》南太平洋、ソロモン諸島中部の島。細長い火山島で中央に山脈が走る。最高点は標高1303メートルのコロブラット山。熱帯雨林に覆われ、コプラ・米・ココアを産する。中心地は西岸のアウキ...
マラマッド【Bernard Malamud】
[1914〜1986]米国の小説家。挫折や悲運のなかにあって、常に新たな生の可能性を求める人間の姿を描いた。長編「アシスタント」「修理屋」、短編集「魔法の樽」など。
マラルメ【Stéphane Mallarmé】
[1842〜1898]フランスの詩人。象徴派の代表者。ポー・ボードレールの影響を受け、独自の手法により純粋詩を追求。詩「エロディアード」「半獣神の午後」「骰子一擲(とうしいってき)」など。
マラー【Hevmann Joseph Muller】
[1890〜1967]米国の遺伝学者。ショウジョウバエを材料に遺伝子の交叉現象を研究。また、X線による人工突然変異の誘発に成功。1946年ノーベル生理学医学賞受賞。
マラー【Jean-Paul Marat】
[1743〜1793]フランスの革命家。フランス革命にあたって「人民の友」紙を発刊し、民衆の運動を賞賛。国民公会議員に選出後は、山岳派の指導者として活躍。ジロンド派没落後、支持者の女性に刺殺された。