あきみち
御伽草子。1巻。作者未詳。成立年代は室町中期以降。父を盗賊に殺されたあきみちという主人公が、妻の貞操を犠牲にして敵討ちに成功する。
あしき‐みち【悪しき道】
《「悪道(あくどう)」を訓読みにした語》「悪道(あくどう)1」に同じ。「なま浮かびにては、かへりて—にも漂ひぬべくぞおぼゆる」〈源・帚木〉
あぜ‐みち【畦道/畔道】
田と田の間の細い道。
いえ‐の‐みち【家の道】
《「家道(かどう)」を訓読みにした語》代々その家の独特のものとして伝わる芸、または職業。「玉津島みがくみことにあふ鶴はふりてや—も開けん」〈夫木・二七〉
いしだか‐みち【石高道】
石が多くて、でこぼこの道。「歩み難い—を、市九郎は、杖を頼りに辿って居た」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
あぜみち【あぜ道】
[共通する意味] ★農村あたりの道。[英] a farm road[使い方]〔農道〕▽農道をトラクターが走る〔あぜ道〕▽ぬかるんだあぜ道〔田圃道〕▽どこまでも田圃道が続く〔田舎道〕▽田舎道をぽく...
いなかみち【田舎道】
[共通する意味] ★農村あたりの道。[英] a farm road[使い方]〔農道〕▽農道をトラクターが走る〔あぜ道〕▽ぬかるんだあぜ道〔田圃道〕▽どこまでも田圃道が続く〔田舎道〕▽田舎道をぽく...
うらみち【裏道】
[共通する意味] ★大通りの裏手にある道。[英] a back street[使い方]〔裏通り〕▽裏通りとはいえ交通量が多い〔裏道〕▽駅前に抜ける裏道〔裏街道〕▽旧宿場町に通じる裏街道[使い分け...
えだみち【枝道】
[共通する意味] ★本道から分かれている道。[英] a forked road[使い方]〔岐路〕▽岐路に立つ〔分かれ道〕▽分かれ道にさしかかる〔二筋道〕▽この先は二筋道になっている〔枝道〕▽枝道...
かえりみち【帰り道】
[共通する意味] ★もとの所に戻る道。[英] one's way home[使い分け]【1】日常一般では、「帰り」「帰り道」を多く使い、他の三語は硬い表現となる。【2】「帰路」「帰途」は、「帰路...
あおやま‐たねみち【青山胤通】
[1859〜1917]医学者。岐阜の生まれ。東大教授。伝染病研究所長。癌(がん)研究会を設立。
いちほ‐みち【一穂ミチ】
[1978〜 ]小説家。大阪の生まれ。平成19年(2007)「雪よ林檎の香のごとく」が雑誌に掲載されて小説家デビュー。「スモールワールズ」で吉川英治文学新人賞を受賞。「ツミデミック」で第171回...
うえ‐さねみち【上真行】
[1851〜1937]雅楽家。京都の人。唱歌「一月一日(年の始)」の作曲者。
おおくぼ‐としみち【大久保利通】
[1830〜1878]政治家。薩摩(さつま)藩出身。討幕派の中心人物で、薩長同盟の推進者。版籍奉還・廃藩置県を敢行し、西郷隆盛らの征韓論に反対。参議・大蔵卿(おおくらきょう)・内務卿を歴任、明治...
おおくま‐ことみち【大隈言道】
[1798〜1868]江戸後期の歌人。福岡の人。古典趣味を脱した、清新自由な歌風を興した。著「草径集」「ひとりごち」など。