め‐やす【目安】
1 目当て。目標。おおよその基準。また、おおよその見当。「60点を—とする」「費用の—を立てる」 2 そろばんの掛け算や割り算で、そろばん上の左のほうに置く乗数または除数。 3 そろばんで、五玉...
目安(めやす)上(あ)・げる
訴状を差し出す。おかみに訴え出る。「家渡すか銀(かね)立つるか、返事次第に五日には—・げると」〈浄・大経師〉
めやす‐うらはん【目安裏判】
江戸時代、所掌の奉行が訴状の裏面に相手方(被告)に対する出廷期日などを裏書きし、捺印すること。起訴行為の完了を意味した。
めやす‐かた【目安方】
江戸時代、評定所で民事訴訟の訴状の調査を担当した諸役人。
めやす‐がき【目安書】
訴状など、箇条書きにした文書。また、その代書を職業とすること。「—して世を渡りけるとなり」〈浮・諸国ばなし・三〉