もも‐じり【桃尻】
《桃の実の尻(実際は頭)が、とがっていてすわりの悪いところから》 1 馬に乗るのがへたで、尻が鞍の上に安定しないこと。「—にて落ちなんは、心憂かるべし」〈徒然・一八八〉 2 尻の落ち着かないこと...
ももじりごやくまくらのそうし【桃尻語訳枕草子】
橋本治による「枕草子」の現代語訳。桃尻語とは、橋本のデビュー作である「桃尻娘」にちなむ言葉。1980年代から1990年代の若い女性の話し言葉を使用した、斬新な現代語訳で注目を集める。全3巻で、そ...
ももじりむすめ【桃尻娘】
橋本治の小説、および同作を第1作とする小説シリーズ。著者のデビュー作。第1作は昭和52年(1977)の第29回小説現代新人賞で佳作となり、翌年刊行された。以後「その後の仁義なき桃尻娘」「無花果(...