指(ゆび)を折(お)・る
1 指を1本ずつ曲げて数え上げる。 2 多くの中で、特に指を折り曲げて数え上げるほどすぐれている。「建築家としては一番に—・る大家」
指(ゆび)を切(き)・る
遊女などが、客への心中立てのために小指を切断する。「—・りて男に報ずるは、傾城の心中の奥儀とす」〈色道大鏡・六〉
指(ゆび)を唇(くちびる)に当(あ)・てる
人差し指を唇に縦に当てる。話をするな、静かにしろ、の意を示すしぐさ。
指(ゆび)を屈(くっ)・する
「指を折る」に同じ。
指(ゆび)をくわ・える
1 うらやましがりながら、手を出せずにいる。「仲間の成功を—・えて見ている」 2 きまり悪そうにする。恥ずかしそうにする。「—・へて這(は)ひ出づる」〈浄・寿の門松〉
ゆびをくわえる【指をくわえる】
指をくわえて見ていないで加わったらどうかねWhy don't you join us instead of looking on so enviously?その子はショーウインドーのおもちゃを指...
ゆびをそめる【指を染める】
抽象画に指を染めたのは最初の個展を開いてからだったIt was after his first one-man show that he began to paint abstract pict...
ゆびをつめる【指を詰める】
〔やくざが〕amputate [cut off, chop off] the tip of a little finger (either as a punishment or as a tok...