きたむら‐かおる【北村薫】
[1949〜 ]小説家。埼玉の生まれ。本名、宮本和男。高校教諭を務めながら平成元年(1989)「空飛ぶ馬」で覆面作家としてデビュー。その後作家活動に入り、「鷺と雪」で直木賞受賞。他に「夜の蝉」「...
きたむら‐きぎん【北村季吟】
[1625〜1705]江戸前期の歌人・俳人・古典学者。近江の人。通称、久助。号、拾穂軒。飛鳥井雅章(あすかいまさあき)に歌学を、松永貞徳に俳諧を学び、のちに幕府に仕えた。著「徒然草文段抄」「源氏...
きたむら‐せいぼう【北村西望】
[1884〜1987]彫刻家。長崎の生まれ。文展、帝展で活躍。男性裸像にすぐれ、長崎市原爆中心地の「平和祈念像」で有名。文化勲章受章。
きたむら‐とうこく【北村透谷】
[1868〜1894]詩人・評論家。神奈川の生まれ。本名、門太郎。自由民権運動に加わった後、「楚囚之詩」を発表。島崎藤村らと「文学界」で活躍。近代ロマン主義文学の中心となったが、自殺。長詩「蓬莱...
きたむら‐のぶよ【喜多村信節】
[1783〜1856]江戸後期の国学者・考証学者。江戸の人。名は節信(ときのぶ)ともいう。市中や民間の風俗・伝承を記録・考証した。著「嬉遊笑覧」「瓦礫雑考」など。