いち‐ご【一期】
1 生まれてから死ぬまで。一生。一生涯。「五十一歳を—として…静に息を引きとろうとしていた」〈芥川・枯野抄〉 2 死に際した時。臨終。最期(さいご)。「—に臨んで」 3 一生に一度しかないような...
いちごいちえ【一期一会】
網野菊による随筆風の小説。昭和41年(1966)、引退興行を終えて向かった四国巡礼の旅先で入水自殺した歌舞伎俳優、8代目市川団蔵への追想。昭和42年(1967)刊行。第19回読売文学賞受賞。
いちご‐いちえ【一期一会】
《「山上宗二記」の中の「一期に一度の会」から》茶の湯で、茶会は毎回、一生に一度だという思いをこめて、主客とも誠心誠意、真剣に行うべきことを説いた語。転じて、一生に一度しかない出会い。一生に一度か...
一期(いちご)栄(さか)・える
「一が栄(さか)える」に同じ。
いちご‐の‐おとこ【一期の男】
一生連れ添う男。夫のこと。「—に毒を飼ひて、そなたに思ひ替へしに」〈浮・一代男・四〉
いちご【一期】
⇒いっしょう(一生),しょうがい(生涯)一期の別れa final farewell彼女は30歳を一期として世を去ったShe died at the age of thirty.あれは一期の不覚だ...
いっき【一期】
1〔一期間〕a [one] term;〔半年一期〕a half-year;〔3か月一期〕a quarter彼はもう一期つとめることになっているHe is to be in office for ...
いっきめのにんきのせいか【一期目の任期の成果】
one’s first-term achievements
いちごいちえ【一期一会いちえ】
彼女は何事にも一期一会の心で臨むShe does everything as if it were a once-in-a-lifetime chance [opportunity].
いちごまつだい【一期末代】
一期末代忘れることはないIt will never be forgotten./I shall never forget it.