アイ‐エッチ‐ビー【IHB】
《International Hydrographic Bureau》国際水路局。1970年に新たに上部機構として国際水路機関(IHO)が設立されたことにより、国際水路局はその事務局となり、モナ...
アイス‐スレッジ【ice sledge】
細長い金属のフレームの上部に座面を設け、下部に2枚のスケートの刃をつけたそり。パラアイスホッケーなど、下肢に障害をもつ人のための氷上スポーツに使用される。スレッジ。
あおくび‐だいこん【青首大根】
根の上部が緑色をした大根。
アオーバ‐とう【アオーバ島】
《Aoba》南太平洋、ニューヘブリディーズ諸島の火山島。バヌアツ領。エスピリトゥサント島の東方に位置する。最高点の標高1220メートル。頂上部に火口湖がある。ココヤシ・コーヒーのプランテーション...
あかもん‐がくゆうかい【赤門学友会】
東京大学の学生・卒業生・教職員らによる親睦団体。地域や職域ごとの同窓会を束ねる上部組織としての役割も果たす。
頭でっかち
I1〔頭の大きい人〕a person with a big head2〔上部が大きいこと〕その建物は頭でっかちに見えるThe building looks top-heavy.II〔理論ばかりな...
上
1〔頂上〕the top, the summit;〔上部〕the upper [top] part東京タワーの上から東京湾を眺めるlook at Tokyo Bay from the top o...
汲み上げる
I〔水などを〕draw ((from));〔ひしゃくなどで〕scoop (up), dip (up);〔ポンプで〕pump (up) ⇒くむ(汲む)井戸の水を汲み上げるdraw water fr...
構造
(a) structure; (a) construction; (a) makeup構造的[上の] structural上部[下部]構造〔経済学で〕「the superstructure [t...
こうぞうてき【構造的[上の]】
structural上部[下部]構造〔経済学で〕「the superstructure [the substructure]二重[社会]構造(a) dual [social] structur...
じょうぶ【上部】
[共通する意味] ★上の方の位置、部分。[英] the upper part[使い方]〔上手〕(うわて)▽山の上手まで土地を耕す〔上部〕▽台風でアンテナの上部が折れた[使い分け]【1】「上手(う...
うわて【上手】
[共通する意味] ★上の方の位置、部分。[英] the upper part[使い方]〔上手〕(うわて)▽山の上手まで土地を耕す〔上部〕▽台風でアンテナの上部が折れた[使い分け]【1】「上手(う...
ゲート
[共通する意味] ★建築物の外構えや、ある区域の出入り口。また、そこに設けた構築物。[英] a gate[使い方]〔門〕(もん)▽家を建て立派な門を構える▽門をくぐる▽固く門を閉ざす〔門〕(かど...
かど【門】
[共通する意味] ★建築物の外構えや、ある区域の出入り口。また、そこに設けた構築物。[英] a gate[使い方]〔門〕(もん)▽家を建て立派な門を構える▽門をくぐる▽固く門を閉ざす〔門〕(かど...
もん【門】
[共通する意味] ★建築物の外構えや、ある区域の出入り口。また、そこに設けた構築物。[英] a gate[使い方]〔門〕(もん)▽家を建て立派な門を構える▽門をくぐる▽固く門を閉ざす〔門〕(かど...
胃腸検査の目的
便潜血は、食道や胃などの消化管の潰瘍やポリープ、がんなど、出血を伴う消化管の病気を調べる検査です。胃や腸などの消化管に出血があると、便に血が混じります。便潜血では、採取した便に試薬を使い、その変化から出血しているかどうかを判定します。 腹部単純X線検査では、横隔膜や腹部のガスの状態、腎臓や腰椎、骨盤の形状などを調べ、病変をチェックします。上部消化管X線造影撮影と上部消化管内視鏡検査は、いずれも食道、胃、十二指腸の病変を調べるための検査です。 便潜血は、潜血が確認されなければ「陰性」と判定されます。 腹部単純X線検査、上部消化管X線造影撮影、上部消化管内視鏡検査は、病変が確認されなければ「異常所見なし」と判定されます。 便潜血で陽性となる要因には、消化管の潰瘍やポリープ、がんなどが考えられます。 腹部単純X線検査で異常がみられる場合は、ガスのたまる腸閉塞、腹水のたまる腹膜炎などが疑われます。腎結石や胆石のときは、結石の病変がはっきりした白い陰影として映ります。 上部消化管X線造影撮影と上部消化管内視鏡検査では、食道炎、食道がん、食道静脈瘤など食道の病気、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープなど胃の病気、十二指腸潰瘍など十二指腸の病気があると、異常所見がみられます。
咽頭・喉頭の3つのはたらき
鼻腔、口腔から食道の上端までを咽頭と呼びます。 咽頭は、食物を食道に送る通路と、空気を気管に送る通路が交差する場所です。 咽頭の中ほどにある軟口蓋と、喉頭の上部にある喉頭蓋を使って、鼻腔から運ばれた酸素を気管へ、口腔から運ばれた食物を食道へと、それぞれ振り分けています。 口や鼻から酸素を取り入れる際に侵入する病原菌に対し、その防御機構として、のどにはリンパ球の集合組織である扁桃があります。 扁桃には、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌根扁桃の4種類があります。俗に"扁桃腺"と呼ばれるのは口蓋扁桃のこと。口を開けたときに喉の奥、両側に見える部分です。 喉頭は、咽頭の下、気管への入り口付近にあり、甲状軟骨、輪状軟骨などの軟骨に囲まれています。 成人男性では、甲状軟骨の一部が突起して首の全面に飛び出しており、"のどぼとけ"と呼ばれています。 哺乳類は喉頭をもちますが、その形状は咽頭のなかに高く飛び出す形で鼻腔の後ろにはまりこんでおり、空気を通すだけのはたらきです。 人間の喉頭は低く、咽頭のなかにわずかに飛び出している形状になっています。そのため、通常、人間の喉頭は咽頭のなかで開いており、食物が通るときだけ喉頭蓋によってふさがれるというしくみになっています。空気と食物の通り道で、その交通整理をするのが喉頭というわけです。 声帯は、喉頭の中央にあるひだ状(声帯ひだ)の器官で、弾力性の高い筋肉からできています。 前方は甲状軟骨、後方は披裂軟骨につながっています。左右の声帯ひだの隙間が声門です。 喉頭筋が声帯を開閉させて、声門が伸縮します。呼吸時には大きく開き、声を出すときにはゆるやかに開閉します。肺から吐き出された空気がゆるやかに開閉される声門を通るとき、声帯に振動を与え、声となって発せられます。 声は、出すときに声帯が振動する数やその大きさにより、高低、大小の違いがあります。 声帯の長さは男性およそ20mmに対し、女性はおよそ16mm。その厚みも若干男性のほうが厚く、女性が薄くなっています。女性のほうが声帯は振動しやすく、高い声になります。思春期以降の男性はのどぼとけができることから、より声帯が長く、厚くなり、振動しにくくなるため、声が低くなります。 声門が閉じて、声帯の振幅が大きいと声は大きく、声門を少し開いて、振幅が小さいと声は小さくなります。 カラオケで熱唱したり、大声で怒鳴ったり……。そんな声の酷使が粘膜の充血をまねきます。 粘膜が充血した状態のまま、さらに大声を張り上げるなどして、声帯に激しい刺激が加わると、粘膜下の血管が傷害されて血腫ができます。 安静にしていれば、血腫が吸収される可能性もありますが、そのまま声帯を酷使し続けるとポリープ(良性腫瘍)になります。 声帯ポリープの症状は、主に声がれですが、同時にのどや発声時の違和感などの症状が出る場合もあります。 治療法としては、一般的には、喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)が用いられますが、手術を希望しない場合や、全身麻酔が不可能な場合は、外来でファイバースコープを用いた摘出術を行います。 手術後は、声帯の傷の安静のため、1週間前後の沈黙期間が必要になります。 予防法としては、声をなるべく使わないようにし、声やのどに違和感があるときは、のどの安静を心がけます。また、お酒やたばこも控えるようにします。 のどを安静にしてから2週間たっても改善されないようなら、耳鼻咽喉科を受診し、喉頭がんなどほかの病気がないか、検査が必要です。
呼吸器のしくみ
通常「のど」と呼ばれている部分は、口腔、鼻腔、食道上部の咽頭、気管上部の喉頭までを指します。 のどは、呼吸器官としては外気との出入口にあたり、酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出するはたらきをしています。また、食べ物の通り道、声を出すための器官という複数の役割も担っています。そして、外気から取り込まれた空気は、喉頭からさらに気管の奥へ送られます。 気管は、のどと肺をつなぐ管状の部分で、軟骨と筋肉でできています。気管は下端が2本に分岐しており、分岐から先を「気管支」と呼びます。 気管支は、左右の肺まで続く主気管支、肺の中で細かく分岐する細気管支からなります。 肺は、脊椎、肋骨、胸骨でつくられた鳥かご状の胸郭で囲まれている、リーフ型をした袋状の呼吸器官です。左右の肺は対称ではなく、右肺は上葉、中葉、下葉の3つに分かれているのに対し、左肺は近くに心臓があることから上葉、下葉のみで、右肺に比べて小さめにできています。内部では、気管支、肺動脈、肺静脈がすみずみまでのびています。 呼吸器経路で運ばれてきた空気は、肺の中の呼吸細気管支と呼ばれるいちばん末端の気管支から、酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞まで到達します。