ち‐ぶさ【乳房】
哺乳類の胸や腹にある皮膚の隆起した乳腺の開口部。雌では成熟や妊娠につれて発達する。動物の種類によって一ないし数対ある。ち。ちち。にゅうぼう。 [補説]書名別項。→乳房
ちぶさ【乳房】
伊集院静の短編小説。自身の体験をもとに、白血病を患った妻との交流を描く。平成2年(1990)刊行。翌年、第12回吉川英治文学新人賞受賞。平成5年(1993)根岸吉太郎監督により映画化。
ちぶさ‐ぐも【乳房雲】
乳房がたくさん垂れ下がっているように見える雲。積乱雲に多いが、層積雲・高積雲・巻雲・巻積雲にも見られることがある。にゅうぼううん。
にゅうぼう‐うん【乳房雲】
⇒ちぶさぐも(乳房雲)
ちぶさになったおとこ【乳房になった男】
《The Breast》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1972年刊行。ユダヤ人の文学教授デビッド=ケペシュを主人公とするシリーズの一つ。突然乳房に変身してしまった主人公の困惑を描く。