でんぼう‐いん【伝法院】
《「でんぽういん」とも》東京都台東区にある浅草寺の本坊、伝法心院の通称。客殿・玄関・書院などからなり、回遊式庭園は小堀遠州の作と伝えられる。
でん‐ぽう【伝法】
《「でんぼう」とも》 [名・形動]《3が原義》 1 粗暴で無法な振る舞いをすること。また、その人や、そのさま。「—な男」 2 勇み肌であること。また、その人や、そのさま。多く、女性にいう。「意...
でんぽう‐あじゃりい【伝法阿闍梨位】
密教で、伝法灌頂(かんじょう)を受けた阿闍梨(師)の位。密法を教示する身分。
でんぽう‐え【伝法会】
真言宗で、教義のよりどころとする経論疏などを講論する法会。承和14年(847)東寺で実慧が初めて行ったもの。
でんぽう‐かんじょう【伝法灌頂】
密教を修行したすぐれた行者に、阿闍梨(あじゃり)の位を許すための灌頂。密教灌頂の中で最も重要な儀式。伝教灌頂。授職灌頂。