はちだ‐あみ【八田網】
敷き網の一。浅い袋状の網を2艘(そう)の船で海底近くに敷き広げ、魚が網の上に来たときに引き上げる。イワシ漁などに使われた。
はった【八田】
姓氏の一。 [補説]「八田」姓の人物八田知紀(はったとものり)八田与一(はったよいち)
はった‐せん【八田線】
動物地理区の境界線の一。宗谷海峡で東西に引かれる。この線の南北で、両生類・爬虫類(はちゅうるい)および淡水性無脊椎動物の分布が異なる。明治43年(1910)、動物学者の八田三郎が提唱。宗谷線。
はった‐みみず【八田蚯蚓】
ジュズイミミズ科のミミズ。国内最大種で、体長50センチを超えることもある。石川から滋賀にかけての狭い地域でのみ生息が確認されている。
はった‐よいち【八田与一】
[1886〜1942]土木技術者。石川の生まれ。東京帝大を卒業後、台湾総督府の技術者として水利事業に従事。大正9年(1920)から10年を費やして烏山頭(うさんとう)ダムを中心とする大規模な灌漑...