あま‐なつ【甘夏】
大分県で改良された、ナツダイダイの変種。酸味が少なく甘い。甘夏柑(あまなつかん)。
いち‐げ【一夏】
《「一夏九旬」の略》仏語。僧が寺院にこもって修行をする、陰暦4月16日から7月15日までの90日間。《季 夏》
いっしゅんのなつ【一瞬の夏】
沢木耕太郎によるノンフィクション。昭和56年(1981)刊行。「敗れざる者たち」にも登場したプロボクサー、カシアス内藤が再起にかける姿を描く。昭和57年(1982)、第1回新田次郎文学賞受賞。
うれてゆくなつ【熟れてゆく夏】
藤堂志津子の中編小説。北海道のリゾートホテルを舞台に、男女の愛と性、孤独や焦燥を描く。昭和63年(1988)刊行。同年、第100回直木賞受賞。
えん‐か【炎夏】
暑い夏。真夏。《季 夏》
しょうか【消夏】
[共通する意味] ★夏の暑さをしのぐこと。暑さしのぎ。[英] summering[使い方]〔消暑〕スル▽消暑しがたい今年の暑さ▽消暑に避暑地へ出かける〔消夏〕スル▽私の消夏法▽消夏するに最適の住...
しょか【初夏】
[共通する意味] ★夏の初め。[英] early summer[使い方]〔初夏〕(しょか)▽初夏のさわやかな風〔孟夏〕▽孟夏の候[使い分け]【1】「初夏(しょか)」は、夏の初めの意で用いられ、太...
せいか【盛夏】
[共通する意味] ★夏の盛り。[英] midsummer[使い分け]【1】「盛夏」は、「真夏」のやや硬い表現。【2】「盛暑」は、夏の最も暑い盛りの意で、暑いということに重点がある。やや古風な表現。
なつ【夏】
[意味] 四季の一つ。旧暦では四月から六月まで、現在は六月から八月まで、天文学的には夏至から秋分までをいう。四季のうちで最も暑い。[英] summer[使い方]〔夏〕▽夏に長期の休暇をとる▽夏や...
まなつ【真夏】
[共通する意味] ★夏の盛り。[英] midsummer[使い分け]【1】「盛夏」は、「真夏」のやや硬い表現。【2】「盛暑」は、夏の最も暑い盛りの意で、暑いということに重点がある。やや古風な表現。