いちや‐だいじん【一夜大尽】
急に大金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。⇔一夜乞食(こじき)。
いなか‐だいじん【田舎大尽】
1 田舎の金持ち。 2 田舎から出てきて、遊里などで豪遊する者。「或は—の珍客、或は一わけありて首尾したる初度の祝儀などは」〈色道大鏡・二〉
だい‐じん【大尽/大臣】
1 財産を多く持っている人。財産家。大金持ち。 2 遊里で多くの金を使って豪遊する客。
だだら‐だいじん【駄駄羅大尽】
遊里で、金銭を湯水のように使って豪遊する客。「身はこの廓(さと)へ通ひつめ、当世—と、人に知られて」〈伎・浮世柄比翼稲妻〉
にわか‐だいじん【俄大尽】
「俄分限(にわかぶげん)」に同じ。