おおき‐おまえ【大御前】
身分の高い人の中でも年齢・地位が上のほうの人を敬っていう語。「—の御覧ぜざらむほどに」〈源・浮舟〉
おお‐ごしょ【大御所】
1 すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。「政界の—」 2 親王の隠居所。また、隠居した親王の尊称。 3 将軍の隠居所。ま...
おおごしょ‐じだい【大御所時代】
《徳川11代将軍家斉(いえなり)が職を退いたのちも大御所として実権を握っていたところから》寛政の改革から天保の改革に及ぶ時代。
おお‐み【大御】
[接頭]神・天皇に関する語に付いて、最高の尊敬の意を表す。「—あかし(大御灯)」「—け(大御食)」 [補説]後に、「おほむ」を経て「おほん」「おん」「お」と変化した。
おおみ‐あえ【大御饗】
天皇の食べる食事。おおみけ。「騰宮(あがりのみや)を作りて、—献(たてまつ)りき」〈記・中〉