こうさん‐きゅう【好酸球】
白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が酸性色素に赤く染まるもの。アレルギー性疾患や寄生虫症などの際には増加する。好酸性白血球。
こうさんきゅうせい‐ずいまくのうえん【好酸球性髄膜脳炎】
髄液中に白血球の一種である好酸球が著しく増加して起こる髄膜炎を伴う脳炎。線虫症(広東住血線虫症・旋毛虫症、アニサキス症)、吸虫症(肺吸虫症・日本住血吸虫症)、条虫症、などの寄生虫疾患が疑われる。
こうさんきゅうせいたはつけっかんえんせい‐にくがしゅしょう【好酸球性多発血管炎性肉芽腫症】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》ANCA関連血管炎の一つ。旧称はチャーグ・ストラウス症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎。気管支喘息やアレルギー性鼻炎が悪化して、血液中に好酸球が増え、全身...