く‐ない【宮内】
1 皇居の中。宮中。みやのうち。 2 「宮内省」の略。
くない‐かん【宮内官】
旧制で、皇室関係の諸官署に勤務した官吏。
くない‐きょう【宮内卿】
1 律令制における宮内省の長官。 2 明治初期の宮内省の長官。
くない‐きょう【宮内卿】
[?〜1204ころ]鎌倉初期の歌人。源師光(みなもとのもろみつ)の娘。後鳥羽院の女房。「千五百番歌合」に参加した歌から若草の宮内卿とよばれ、歌は新古今集以下の勅撰集に40首余り入集。
くない‐しょう【宮内省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。皇室の庶務・土木・用度などを取り扱った。 2 明治2年(1869)に設置され、皇室関係の事務を取り扱った官庁。→宮内庁