けんにん‐じ【建仁寺】
京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の大本山。山号は東山。開創は建仁2年(1202)、開基は源頼家、開山は栄西。京都五山の第三位。初め天台・真言・禅の兼学。方丈や塔頭(たっちゅう)の襖絵(ふすまえ...
けんにんじ‐がき【建仁寺垣】
竹垣の一。四つ割竹を垂直に皮を外側にしてすきまなく並べ、竹の押し縁(ぶち)を水平に取り付け、しゅろ縄で結んだもの。建仁寺で初めて用いた形式という。けんねんじがき。
けんにんじ‐りゅう【建仁寺流】
中国風の系統を引いた建築流派。鎌倉時代、栄西が中国に工匠飛騨守を伴って渡り、洛陽郊外の白馬寺の構造を学ばせ、帰国後、その様式によって建仁寺を建立したことによる。
けんねん‐じ【建仁寺】
「けんにんじ(建仁寺)」の音変化。