あい‐しらい
《「あえしらい」の音変化》 1 応対すること。また、取り扱うこと。もてなし。「聟(むこ)入りして、しうとの—も常のごとく」〈虎明狂・折紙聟〉 2 程よい取り合わせ。「細やかなる—はなけれども」〈...
あつらえ【誂え】
1 注文して作らせること。また、そうした品物。⇔出来合(できあ)い。 2 歌舞伎の大道具や下座音楽などで、作者や役者の好みによって特別に注文して作ること。また、そのもの。
あばれ‐たんぜん【暴れ丹前】
1 歌舞伎で、暴れ者に扮(ふん)する役者の着る丹前。また、暴れ者の役。 2 歌舞伎の下座音楽で、1の出端(では)のときなどに笛と太鼓で奏する囃子。
あぶな‐あぶな【危な危な】
[副]恐る恐る。こわごわ。「身も震ふほどに—かかり」〈役者論語・あやめぐさ〉
あぶら‐ずみ【油墨】
固油(かたあぶら)に油煙の粉を混ぜ、練って作った墨。役者が、まゆ毛やひげをかくのに用いる。くろあぶら。
家
1〔人が住む建物〕a house和風の家a Japanese-style house木造の家a wooden house2LDKの家a house with two bedrooms, a co...
一団
a group; a party; a company(▼partyは共通の目的を持って作った集団,companyは一緒に何かをする集団を表すことが多い)悪党の一団a pack [gang] o...
一枚
1〔紙・板などの〕a sheet ((of paper))その写真を1枚焼き増ししてもらえますかCan you make an extra print of that photograph fo...
一枚看板
1〔花形役者など〕the star;〔花形女性歌手,踊り手〕the prima donna彼は我が一座の一枚看板だHe is the leading light of our troupe.2〔...
一行
a party;〔役者などの〕a troupe一行は6名ですThere are six of us in the party.大使一行は今朝当地に到着したThe Ambassador and h...
おおだてもの【大立者】
[共通する意味] ★名前の通った、目立っている役者。[英] a famous actor; a star[使い方]〔名優〕▽名優の演技▽歌舞伎(かぶき)の名優〔千両役者〕▽いよいよ千両役者の出番...
スター
[共通する意味] ★名前の通った、目立っている役者。[英] a famous actor; a star[使い方]〔名優〕▽名優の演技▽歌舞伎(かぶき)の名優〔千両役者〕▽いよいよ千両役者の出番...
せんりょうやくしゃ【千両役者】
[共通する意味] ★名前の通った、目立っている役者。[英] a famous actor; a star[使い方]〔名優〕▽名優の演技▽歌舞伎(かぶき)の名優〔千両役者〕▽いよいよ千両役者の出番...
はながた【花形】
[共通する意味] ★名前の通った、目立っている役者。[英] a famous actor; a star[使い方]〔名優〕▽名優の演技▽歌舞伎(かぶき)の名優〔千両役者〕▽いよいよ千両役者の出番...
めいゆう【名優】
[共通する意味] ★名前の通った、目立っている役者。[英] a famous actor; a star[使い方]〔名優〕▽名優の演技▽歌舞伎(かぶき)の名優〔千両役者〕▽いよいよ千両役者の出番...
いちまいかんばん【一枚看板】
一座の代表的な役者のこと。また、多くの人の中で中心となる人物のこと。また昔、武家で中間ちゅうげんや小者に支給された着物を「かんばん」と呼んだことから、一着しかない衣服、人に見せられるような着替えのないこと。▽「一枚看板」は、歌舞伎かぶきで、出し物の演目(外題げだい)や主な役者の名や絵姿を、一枚の看板に書いて、劇場の前に掲げたことから出た語で、一枚の看板に名前ののるほどの役者の意から転じた。
いっせいちだい【一世一代】
一生のうちにたった一度のこと。一生に二度とないような重大なこと。また、ふだんと違い際立ったことをすること。もと役者などが引退するとき、演じ納めとして最後に得意の芸を演ずることをいう。▽「一世」「一代」はともに人の一生をいう。「世」は「せい」とも読む。
せんりょうやくしゃ【千両役者】
一年で千両も稼ぐという、人気があって技芸のすぐれた役者のこと。転じて、ここ一番というときに、見事な活躍をする人のこと。
りえんのていし【梨園弟子】
歌舞伎役者のこと。広く、俳優や役者をさすこともある。
うたがわ‐くにさだ【歌川国貞】
[1786〜1865]江戸後期の浮世絵師。本名、角田庄蔵。号、一雄斎・五渡亭など。初世歌川豊国に学ぶ。初め草双紙の挿絵を描き、のち役者似顔絵や美人画に転じ、最高の人気絵師となった。正式には3世豊...
うたがわ‐とよくに【歌川豊国】
浮世絵師。 (初世)[1769〜1825]江戸の人。本姓、倉橋。通称、熊吉。号、一陽斎。歌川豊春の門下で、美人画や役者の似顔絵で人気を博したほか、挿絵など広い分野で手腕を発揮。また優秀な門下生...
えじま【江島/絵島】
[1681〜1741]江戸城大奥の女中。7代将軍徳川家継の母月光院に仕えた。歌舞伎役者生島新五郎(いくしましんごろう)との恋愛事件のかどで、信濃高遠(たかとお)に流された。
えじま‐きせき【江島其磧】
[1667〜1736]江戸中期の浮世草子作者。京都の人。本名、村瀬権之丞。通称、庄左衛門・市郎左衛門。井原西鶴のあとを受け、八文字屋自笑のもとで役者評判記・浮世草子を著した。著「傾城(けいせい)...
かつかわ‐しゅんしょう【勝川春章】
[1726〜1793]江戸中期の浮世絵師。勝川派の祖。江戸の人。俗称、祐助。宮川春水の門に入り、初め勝宮川と称し、のち勝川と改める。武者絵・相撲絵・美人絵など作品は多いが、特に写実的な表情の役者...