あい‐えき【愛液】
女性が性的に興奮したとき、その性器内部から分泌する粘液のこと。
あいし‐あ・う【愛し合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに愛する。 2 性的に交わることを婉曲にいう語。
あい‐じん【愛人】
1 愛するいとしい人。また、性的な関係にある相手。情婦。情夫。情人。 2 人を愛すること。「必竟—の本心より出て」〈福沢・文明論之概略〉 →恋人[用法] [補説]書名別項。→愛人
あいのぎじゅつ【愛の技術】
《原題、(ラテン)Ars amatoria》古代ローマの詩人、オウィディウスによる叙情詩。紀元1年頃の作品。全3巻からなる恋愛指南書で、1、2巻が男性向け、3巻が女性向けの内容。性的描写が露骨だ...
あい‐よく【愛欲/愛慾】
1 性的な欲望。「—におぼれる」 2 仏語。欲望に執着すること。
間柄
1〔関係〕a relationship, a relation ((between)) (▼この2語はともに「関係」を意味するがrelationshipのほうが現代的である) ⇒かんけい(関係)...
悪戯
〔悪さ〕mischief;〔悪ふざけ〕a prankいたずらな mischievous;〔わんぱくな〕naughtyいたずらする play a trick [prank] ((on));〔性的な...
いたずらする
play a trick [prank] ((on));〔性的な〕molest ((a woman))いたずら盛りの子供a child at the mischievous ageいたずらっぽ...
色気
I⇒いろあい(色合い)II1〔風情,愛想〕全く色気のない話だIt's utterly unromantic./What a prosaic story!色気のない返事a curt [brusqu...
浮気
1〔移り気〕capriciousness浮気な inconstant; capricious彼は浮気で一つのことをすぐにやめて新しいことをやるHe is so change-able_he ne...
おとこらしい【男らしい】
[共通する意味] ★いかにも男性であると感じさせる性質、特徴をもっているさま。[英] manly; masculine[使い方]〔男らしい〕(形)▽彼はいかにも男らしい生き方をしている▽めそめそ...
だんせいてき【男性的】
[共通する意味] ★いかにも男性であると感じさせる性質、特徴をもっているさま。[英] manly; masculine[使い方]〔男らしい〕(形)▽彼はいかにも男らしい生き方をしている▽めそめそ...
おおしい【雄雄しい】
[共通する意味] ★いかにも男性であると感じさせる性質、特徴をもっているさま。[英] manly; masculine[使い方]〔男らしい〕(形)▽彼はいかにも男らしい生き方をしている▽めそめそ...
じょうこう【情交】
[共通する意味] ★男女が性的に交わること。[英] sexual intercourse[使い方]〔性交〕スル▽性交を迫る〔交合〕スル▽会うたびに交合を重ねる〔情交〕▽初めて会ったときに情交を結...
つやめく
[共通する意味] ★性的に華やかな雰囲気が出る。[英] to become amorous[使い方]〔色めく〕(カ五)▽娘も急に色めいてきた〔つやめく〕(カ五)▽つやめいた話〔なまめく〕(カ五)...
アドラー【Alfred Adler】
[1870〜1937]オーストリアの精神医学者。精神異常の原因を性的異常に求めるフロイトの説に反対し、過度の優越への欲求が原因であると主張。
エピクテトス【Epiktētos】
[55ころ〜135ころ]ストア学派の哲学者。奴隷であったが、のちに解放された。理性的な意志の力によって不動の心境(アパテイア)に達すべきことを説いた。死後に弟子が講義集録「綱要」などをまとめた。
グールド【Glenn Gould】
[1932〜1982]カナダのピアノ奏者。バッハなどの古典音楽を個性的かつ現代的な解釈で演奏した。晩年はレコード録音に専念。
サド【Donatien Alphonse François de Sade】
[1740〜1814]フランスの小説家。通称、サド侯爵(マルキ=ド=サド、Marquis de Sade)。性的倒錯を題材としたその作品により、サディズムの名が起こった。作「美徳の不幸」「悪徳の...
ジャン‐パウル【Jean Paul】
[1763〜1825]ドイツの小説家。本名、ヨハン=パウル=フリードリヒ=リヒター(Johann Paul Friedrich Richter)。理性的な機知と奔放な想像力を融合させた作風により...
女性の生殖器のしくみ
女性の生殖器は、男性同様、外生殖器と内生殖器に分かれています。外生殖器(外陰部)は、大陰唇、小陰唇、陰核(クリトリス)、膣前庭で構成されます。 膣前庭は外尿道口と膣口が開いており、外尿道口の前方に陰核があります。陰核の内部にはスポンジ状に多数の空洞をもつ海綿体があり、性的な興奮が高まると、海綿体が血液で満たされ充血し、勃起します。 膣口は膣への入り口で、産道の最終地点であるとともに、性交時に陰茎を受け入れる部位です。左右には膣内に粘液を分泌させるためのバルトリン腺(大前庭腺)があり、性交をスムーズにさせています。 また、陰核からは小陰唇というひだが膣前庭を囲むようにのび、さらに小陰唇の外側を厚みのある大陰唇というひだが囲んでいます。 内生殖器は、腹部の下方にある骨盤のなかに膀胱、直腸とともに入っており、膣、子宮、卵管、卵巣で構成されています。 膣は、長さ8㎝くらいの外部と子宮をつなぐ器官で、性交時の交接器、出産時の産道の役割も果たす管状の器官です。 子宮は、膣の奥にあり膀胱の上にのるように位置した袋状の器官です。厚い平滑筋の壁でできた長さ7㎝、幅4㎝程の器官で、下端は膣につながっています。子宮の壁の内側は、粘膜と筋層でできていて、膣から運ばれた精子との受精に成功した卵子は、この壁に貼り付いて成熟し、ここで栄養を与えられながら胎児として育ちます。 卵巣は、子宮の両脇に左右1対であります。卵管という細い管で子宮とつながれているほか、卵管には卵管膨大と呼ばれる管の太くなった部位があり、ここで受精をします。
精子と射精のメカニズム
精子は精巣内にある多数の精細管でつくられています。 精子の頭部の大きさは、わずか0.005mm程度。からだのなかで一番小さな細胞です。 精子は、先端が突起状になった球体の頭部、楕円形の中間部、細い糸状になった尾部の3部位に分けられます。 精子頭部の中心には、23個の染色体をもつ細胞核があり、ここに父親の遺伝子を含んでいます。細胞核の外側は、先体という組織に包まれています。先体は、卵子に突入するための組織で、卵子の表面を覆う膜を溶かす酵素を含んでいます。 中間部には、精子が運動するためのエネルギーをつくるために、ミトコンドリアがらせん状に巻きついています。ミトコンドリアは、精液のなかの糖分を吸収し、そのエネルギーを尾部の鞭毛に与えています。 性的な興奮が高まると、陰茎内の陰茎海綿体と尿道海綿体の内部にある動脈がゆるみ、海綿体の細かい溝のなかに多量の血液が流れ込みます。そのため、海綿体はふくらみ、海綿体を外側から包んでいる白膜が、血液の圧力を受けて硬くなります(この状態が勃起です)。 勃起の際、精巣でつくられた精子は蠕動運動により精管を通って前立腺まで運ばれ、精のうの分泌液と混ぜられて精液となります。 このとき、精液の膀胱への逆流を防ぐために、膀胱の出口にある内尿道括約筋が収縮して、膀胱につながる尿道は閉じられます。同時に外尿道括約筋も収縮して、前立腺内の尿道内圧を高めます。 その後、外尿道括約筋だけが弛緩すると圧力で精液が押し出され、外尿道口から射精されます。