おん‐じゅつ【恩恤】
恵み哀れむこと。「其心を苦め身を労し暫くも安居せず、数々—の典を垂れ」〈阪谷素・明六雑誌一五〉
きゅう‐じゅつ【救恤】
[名](スル)《「恤」はめぐむ意》困っている人に見舞いの金品などを与えて救うこと。
きょう‐じゅつ【矜恤】
あわれみめぐむこと。「他人より—憐憫を受け」〈中村訳・自由之理〉
しん‐じゅつ【賑恤/振恤】
[名](スル)貧困者や被災者などを援助するために金品を与えること。救恤。「自ら衣食する能わざる者に、—せるのみ」〈竜渓・経国美談〉
じゅつ【恤】
[音]ジュツ(慣) [訓]あわれむ 1 憂える。心配する。「憂恤」 2 あわれむ。困っている人に金品を贈る。「恤兵/救恤・賑恤(しんじゅつ)・仁恤・優恤」