いこく‐じょうちょ【異国情緒】
《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「—を味わう」
じょう‐しょ【情緒】
「じょうちょ(情緒)」に同じ。「下町—」
じょうしょ‐てんめん【情緒纏綿】
「じょうちょてんめん(情緒纏綿)」に同じ。
じょうちょ‐てんめん【情緒纏綿】
[ト・タル][文][形動タリ]情緒が深くこまやかなさま。情緒が心にまつわりついて離れないさま。「—たる恋愛小説」「—とした下町のたたずまい」
じょう‐ちょ【情緒】
《「じょうしょ」の慣用読み》 1 事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気。「—豊かな作品」「異国の—があふれる」「下町—」 2 「情動」に同じ。「—不安定」
いこくじょうちょ【異国情緒】
いかにも外国らしい風物がかもしだす、わが国のものとは異なる雰囲気や趣。エキゾチシズム。▽「情緒」は「じょうしょ」とも読み、その周囲をとりまく雰囲気や気分。また、ある場所や物に接したときに受ける、しみじみとした情趣や雰囲気。
じょうしょてんめん【情緒纒綿】
情緒が深くて離れがたいさま。▽「情緒」は、おりにふれて起こる、さまざまな思い・感情・気分。「纒綿」は、心にまとわりついて離れないさま。「緒」は「ちょ」とも読む。
じょうしょてんめん【情緒纏綿】
喜怒哀楽などの感情が深く突き動かされ、離れがたいこと。趣や雰囲気、情愛などがいつまでも心にまとわりつくこと。また、愛情がこまやかなことにもいう。