あいまい‐アクセント【曖昧アクセント】
日本語の諸方言におけるアクセントの一。型の区別があるにはあるが非常に曖昧で、一型(いっけい)アクセントへ移行する寸前のものと考えられている。石川県能登地方など主として一型アクセントの周辺にみられ...
あお‐たん【青たん】
打ち身による青あざ。もと北海道方言。
あか‐べこ【赤べこ】
《「べこ」は東北方言で牛の意》福島県会津若松市でつくられる郷土玩具。赤く塗った張り子の首振り牛。疱瘡(ほうそう)除けや子育ての縁起物。
あずま‐ことば【東言葉】
東国地方の言葉。関東方言。
あだ‐つ・く【徒つく】
[動カ四] 1 浮気心を起こしてそわそわする。「女郎衆が—・いてならぬ故(ゆゑ)」〈黄・艶気樺焼〉 2 いちゃつく。じゃらつく。「奥座敷の女郎が東洲に—・いた」〈洒・遊子方言〉
田舎
1〔都会に対して〕the country, the countryside;〔田園〕rural districts;〔地方〕local areas,《口》 the sticks(▼軽べつ的に用い...
いなかことば【田舎言葉】
〔方言〕a regional dialect;〔方言の語句〕a regional word [expression]
国
1〔国土〕a country; a land遠い国a far-off land [country]おとぎの国(a) fairyland夢の国「the realm [a land] of drea...
くにことば【国言葉】
〔方言〕a local dialect ⇒なまり(訛り)
固有
固有の 〔独特の〕peculiar ((to));〔特質的な〕characteristic ((of));〔土地特有の〕native ((to)),《文》 indigenous ((to));〔...
ねたむ
[共通する意味] ★自分より優れている者や、恵まれた環境にいる者をうらやみ憎む。[英] to be jealous (of)[使い方]〔ねたむ〕(マ五)▽才能のある人間をねたむ▽友の出世をねたむ...
しむ
[共通する意味] ★使役を表わす。[使い方]〔せる(させる)〕▽(1)彼は娘に新聞を取りに行かせた▽(2)子どもを好きなだけ遊ばせた▽(3)彼女はちょっとした不注意で子どもを死なせた〔す(さす)...
しるし【印】
[共通する意味] ★特定の意味や対象を表わすもの。また、そのために用いるもの。[英] a mark; a sign[使い方]〔印〕▽重要な単語に印をつける▽丸印〔記号〕▽ト音記号▽元素記号〔符号...
おんびん【音便】
[意味] 発音上の便宜のために、単語の一部の発音が変わる現象。動詞や形容詞が助詞の「て」「たり」、助動詞の「た」につくときに起こることが多い。[英] euphony[関連語]◆(イ音便) イ段音...
ふごう【符号】
[共通する意味] ★特定の意味や対象を表わすもの。また、そのために用いるもの。[英] a mark; a sign[使い方]〔印〕▽重要な単語に印をつける▽丸印〔記号〕▽ト音記号▽元素記号〔符号...
かく‐はく【郭璞】
[276〜324]中国、東晋の学者・文人。河東・聞喜(山西省)の人。字(あざな)は景純。経学・詩文・暦数に通じ、「爾雅(じが)」「方言」「山海経(せんがいきょう)」に注をつけた。「遊仙詩」14首...
かわさき‐ひろし【川崎洋】
[1930〜2004]詩人・放送作家。東京の生まれ。詩誌への投稿のかたわら昭和28年(1953)茨木のり子らと「櫂(かい)」を創刊。昭和32年(1957)から文筆活動に入る。詩やラジオドラマの執...
ガッダ【Carlo Emilio Gadda】
[1893〜1973]イタリアの小説家。専門用語や方言・外国語などを駆使して、難解な前衛的作品を発表。20世紀前衛文学の一翼を担った。長編「メルラーナ街の怖るべき混乱」「悲しみの認識」など。
きたばたけ‐やほ【北畠八穂】
[1903〜1982]小説家・児童文学者。青森の生まれ。本名、美代。作家深田久弥と結婚したが、のち離婚。方言を駆使した郷土色豊かな作品を描く。「鬼を飼うゴロ」で野間児童文芸賞受賞。他に「十二歳の...
こしがや‐ござん【越谷吾山】
[1717〜1788]江戸中期の俳人。武蔵の人。はじめ会田氏。曲亭馬琴(きょくていばきん)の俳諧の師。方言辞書「物類称呼」の著者として知られる。