いき‐けんこう【意気軒昂】
[ト・タル][文][形動タリ]意気込みが盛んで、元気いっぱいなさま。「—たる女性チーム」 [補説]「意気軒高」と書くこともある。
けん‐こう【軒昂】
[ト・タル][文][形動タリ]意気が高く上がるさま。奮い立つさま。「意気—」「男らしい額には—とした意気を示して」〈藤村・春〉
げき‐こう【激昂/激高】
[名](スル)感情がひどく高ぶること。ひどく怒ること。げっこう。「—して机を叩く」
げっ‐こう【激昂/激高】
[名](スル)⇒げきこう(激昂)
こう【昂】
[人名用漢字] [音]コウ(カウ)(慣) [訓]あがる 1 高くなる。上昇する。「昂進・昂騰」 2 感情がたかぶる。「昂然・昂奮・昂揚/激昂・軒昂」 [名のり]あき・あきら・たか・たかし・のぼる
さかぐち‐たかし【坂口昂】
[1872〜1928]歴史学者。京都の生まれ。京大教授。欧州各国に留学。ランケの学風を受け継ぎ、世界史的視野で歴史学を論じた。著「概観世界思潮」「ルネサンス史概説」など。
しが‐しげたか【志賀重昂】
[1863〜1927]地理学者。愛知の生まれ。号、矧川(しんせん)。三宅雪嶺らとともに国粋主義を主張、雑誌「日本人」を発行。諸外国を巡遊。著「南洋時事」「日本風景論」「世界山水図説」など。
ちょう‐すごう【趙子昂】
⇒趙孟頫(ちょうもうふ)
ちん‐すごう【陳子昂】
[661〜702]中国、初唐の詩人。射洪(しゃこう)(四川省)の人。字(あざな)は伯玉。則天武后に認められ、右拾遺に任ぜられたが、官を辞してのち、誣告(ぶこく)にあって獄死。詩では漢魏への復古を...