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辞書
くり‐の‐もと【栗の本】
1 鎌倉時代、狂歌を詠む一派のこと。無心。→柿の本 2 卑俗・こっけいを主とした連歌。無心連歌。
くりのもと‐の‐しゅう【栗の本の衆】
鎌倉中期に現れた、こっけいな作風の連歌を作った人々の称。無心衆。→柿の本の衆
くりもと【栗本】
姓氏の一。 [補説]「栗本」姓の人物栗本薫(くりもとかおる)栗本鋤雲(くりもとじょうん)
くりもと‐は【栗本派】
幸阿弥6代長清の子、栗本幸阿弥を祖とする蒔絵(まきえ)の一派。→幸阿弥派
くりもと‐かおる【栗本薫】
[1953〜2009]小説家・文芸評論家。東京の生まれ。本名、今岡純代(すみよ)。評論家としての名義は中島梓(あずさ)。ミステリー・SF・ファンタジー執筆など幅広く活躍。「ぼくらの時代」で江戸川...
くりもと‐じょうん【栗本鋤雲】
[1822〜1897]旧幕臣・新聞記者。江戸の人。名は鯤(こん)。別号、匏庵(ほうあん)。外国奉行として幕末外交に活躍。のち、郵便報知新聞の編集主任。著「匏庵遺稿」。