けん‐ざお【間竿/間棹】
1 検地の際、測量に用いたさお。豊臣氏は6尺3寸、江戸幕府は6尺1分のものを用いた。検地竿。 2 大工が間数(けんすう)を測るのに用いる、目盛りのあるさお。→間 3 ⇒尺杖(しゃくづえ)
さお【竿/棹】
[名] 1 枝・葉を取り払った竹や木の細長い棒。物干し竿・釣り竿・旗竿など。合成樹脂・金属製もある。 2 水底に突っぱって舟を進ませる長い棒。水棹(みさお)。「流れに—をさす」 3 竿秤(さお...
たけ‐ざお【竹竿/竹棹】
竹の幹で作った竿。
ちゅう‐ざお【中棹】
三味線の種類の一。棹の太さによって3種に分けたうちの中間のもの。胴の大きさ、弦の太さ、音量なども中程度。清元節・常磐津(ときわず)節・地歌などに用いる。→太棹(ふとざお) →細棹(ほそざお)
つぎ‐ざお【継ぎ竿/継ぎ棹】
1 幾本かを継ぎ合わせ、1本の竿として用いる釣り竿。→延べ竿 2 三味線で、棹(さお)の部分が二つまたは三つに分割され、継ぎ合わせて使用するようになっているもの。継ぎ三味線。→延べ棹