至(いた)り深(ふか)・し
1 思慮が深い。心づかいが行き届いている。「—・き御心にて、もしかかる事もやと思すなりけり」〈源・野分〉 2 造詣(ぞうけい)が深い。「言の葉筆づかひなどは、人より殊になまめかしく、—・う見えた...
えい‐かん【叡感】
天皇や上皇が感心し、ほめること。御感(ぎょかん)。「君殊に—有りて」〈太平記・九〉
えま◦う【笑まふ/咲まふ】
[連語]《動詞「え(笑)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》 1 ほほえむ。「さ馴らへる鷹は無けむと心には思ひ誇りて—◦ひつつ」〈万・四〇一一〉 2 花が咲く。「梅柳常より殊に敷き栄え...
おく‐ねん【憶念/臆念】
深く思い、絶えず忘れないこと。また、その思い、執念。「霊あらはれたり。殊には讃岐院の御霊、宇治悪左府の—」〈平家・三〉
おされ◦ぬ【押されぬ】
[連語] 1 他人にあれこれ言われない。堂々としている。りっぱである。「座敷へ出ても—◦ぬ一本」〈鏡花・湯島詣〉 2 否定できない事実である。動かしようがない。「殊に今日は土用の入り、それでか跡...
ことに【殊に】
[共通する意味] ★普通一般とは違った状態であることを表わす語。[英] especially[使い方]〔殊に〕(副)▽殊にすぐれている▽この地区は殊に緑が多い▽その寺は殊に中国と縁が深い〔特に〕...
べつだん【別段】
[共通する意味] ★普通一般とは違った状態であることを表わす語。[英] especially[使い方]〔殊に〕(副)▽殊にすぐれている▽この地区は殊に緑が多い▽その寺は殊に中国と縁が深い〔特に〕...
とりわけ
[共通する意味] ★普通一般とは違った状態であることを表わす語。[英] especially[使い方]〔殊に〕(副)▽殊にすぐれている▽この地区は殊に緑が多い▽その寺は殊に中国と縁が深い〔特に〕...
とくに【特に】
[共通する意味] ★普通一般とは違った状態であることを表わす語。[英] especially[使い方]〔殊に〕(副)▽殊にすぐれている▽この地区は殊に緑が多い▽その寺は殊に中国と縁が深い〔特に〕...