え‐ぼうし【烏帽子】
「えぼし(烏帽子)」に同じ。
え‐ぼし【烏帽子】
《「えぼうし」の音変化で、烏塗(くろぬり)の帽子の意》 1 元服した男子のかぶり物の一。古代の圭冠(けいかん)の変化したもの。もと平絹や紗(しゃ)などで袋形に作り、薄く漆を引いて張りをもたせたが...
えぼし‐おや【烏帽子親】
武家で男子が元服するとき、烏帽子をかぶせてやり、烏帽子名をつける仮の親。元服親。
えぼしおり【烏帽子折】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。宮増(みやます)作で、義経記などに取材。牛若丸が鏡の里の烏帽子折の家で元服し、夜盗の熊坂長範を退治する。
えぼし‐おり【烏帽子折り】
烏帽子を作ること。また、その職人。 [補説]曲名別項。→烏帽子折