しょう‐じ【生死】
《「しょうし」とも》 1 生きることと死ぬこと。生と死。「—を共にする」 2 仏語。衆生(しゅじょう)が生まれては死に、死んでは生まれる苦しみ・迷いの世界。輪廻(りんね)。 3 死ぬこと。死。「...
しょうじ‐じょうや【生死長夜】
仏語。生死を繰り返す迷いの尽きないことを、長い夜の夢にたとえていう語。生死の闇(やみ)。
生死(しょうじ)即(そく)涅槃(ねはん)
悟った仏智(ぶっち)から見れば、生死の迷いの境界そのままが、不生不滅の涅槃の境界であるということ。煩悩(ぼんのう)即菩提(ぼだい)。
しょうじ‐の‐うみ【生死の海】
「生死の苦海(くがい)」に同じ。
しょうじ‐の‐くがい【生死の苦海】
輪廻転生(りんねてんしょう)の限りない苦しみを、海にたとえていう語。欲界・色界・無色界の三界(さんがい)をさす。生死の海。