む‐じゅん【矛盾/矛楯】
[名](スル) 1 ほことたて。 2 《昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)と盾(たて)とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」...
むじゅん‐がいねん【矛盾概念】
論理学で、同一の類概念に属する概念のうち、互いに他を否定しあってその中間に第三者を入れる余地のない概念。例えば、色という類概念に属する白と非白。→反対概念
むじゅん‐げんり【矛盾原理】
論理学で、思考の原理の一。「Aは非Aではない」または「いかなるものもAかつ非Aであることはできない」という形式で表される。同一原理の反面を表す。矛盾律。矛盾法。→思考の原理
むじゅん‐たいとう【矛盾対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語とは同じであるが、量(全称・特称)と質(肯定・否定)とを異にする二つの判断の真偽関係。→対当関係
むじゅん‐りつ【矛盾律】
⇒矛盾原理
むじゅん【矛盾】
〔一貫性がないこと〕(an) inconsistency;〔相反すること〕(a) contradiction矛盾する 〔反対である〕be contradictory ((to));〔一致しない〕...
むじゅん【矛盾】
inconsistency《一貫性がないこと》;contradiction《相反すること》
むじゅんだらけである【矛盾だらけである】
be riddled with contradictions
むじゅんにみちている【矛盾に満ちている】
be full of inconsistencies [contradictions]
むじゅんをけんとうする【矛盾を検討する】
examine a contradiction