いかり【錨/碇】
1 船を一定の場所に留めておくため、綱や鎖をつけて海底に沈めるおもり。石が用いられたが、現在では鉄製のものが多く、海底に食い込む爪をもつ。アンカー。 2 水中にあるものをひっかけてつり上げる道具...
いかり‐いし【碇石】
古代から中世にかけて用いられた石製のいかり。港や海中などから出土し、交易船・軍船の往来を示す証拠となる。
いかりがせき‐おんせん【碇ヶ関温泉】
青森県平川市碇ヶ関にある温泉。泉質は単純温泉・塩化物泉。
いかり‐づな【碇綱】
錨につける綱。
いかりとももり【碇知盛】
浄瑠璃「義経千本桜」の二段目「渡海屋」「大物浦」の段が、人形浄瑠璃および歌舞伎で上演される際の通称。義経に復讐(ふくしゅう)しようとした平知盛が再び敗れ、碇綱をからだに巻いて海中に沈む。