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辞書
りゅうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
《竜がわだかまり、虎がうずくまる意》 1 ある地所を根拠地にして威勢を振るうこと。「海宇に—するも」〈吉岡徳明・開化本論〉 2 地勢が要害堅固なこと。
りょうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
⇒りゅうばんこきょ(竜蟠虎踞)
りゅうばんこきょ【竜蟠虎踞】
竜や、とらのように抜きんでた能力をもった者がある地域にとどまって、そこでその能力を存分に発揮すること。▽「蟠」はじっと居座ること。「踞」はうずくまること。近づくのが困難な状態を指す。本来は、地勢が険しく、攻めるのに困難な意で用いられたが、転じて、竜やとらのように力強い勢力をもった者が居座って、他を威圧する地域・集団を形成する意味になった。「竜」は「りょう」とも読み、「蟠」は「盤」とも書く。また、「虎踞竜蟠こきょりゅうばん」ともいう。