あき‐ぐち【秋口】
秋の初め。秋になったばかりのころ。《季 秋》「—のすはやとおもふ通り雨/蛇笏」
あきつ【秋津/蜻蛉】
《古くは「あきづ」》トンボの別名。《季 秋》「いくもどりつばさそよがす—かな/蛇笏」
あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
あさ‐ぐもり【朝曇(り)】
1 朝方、空が曇ること。 2 暑さのきびしくなる日の朝、もやなどがこめて空が曇っているように見えること。《季 夏》「—墓前の土のうるほひぬ/蛇笏」
あずま‐あそび【東遊び】
古く東国地方で、風俗歌に合わせて行われた民俗舞踊。平安時代から、宮廷・貴族・神社の間で神事舞の一つとして演じられた。歌方(うたいかた)は笏拍子(しゃくびょうし)を持ち、笛・篳篥(ひちりき)・和琴...