あらたえ【荒栲】
筏井嘉一(いかだいかいち)の第1歌集。昭和15年(1940)刊。
いかだ【筏/桴】
1 木材・竹などを並べて結び合わせ、水に浮かべる物。木材の運搬や舟の代わりに用いる。 2 鎧(よろい)の籠手(こて)として、手首とひじの間に並べてつけた薄い板金。 3 《串にさした形が1に似てい...
いかだ【筏】
外村繁の時代小説。江戸時代末期の近江商人を主人公にした作品。「草筏」「花筏」とともに「筏三部作」と呼ばれる。昭和29年(1954)発表。昭和31年(1956)、第9回野間文芸賞受賞。
いかだ‐ごぼう【筏牛蒡】
料理で、牛蒡をたたいて筏の形にしたもの。
いかだ‐し【筏師】
筏に乗って運搬することを職業とする人。いかだのり。
ジェリコー【Jean Théodore Géricault】
[1791〜1824]フランスの画家。冷徹な観察に基づく劇的表現により、フランスロマン主義の端緒を開いた。作「メデューズ号の筏(いかだ)」「エプソムの競馬」など。
とのむら‐しげる【外村繁】
[1902〜1961]小説家。滋賀の生まれ。本名、茂。江州商人である自家の歴史を描いた作「草筏(くさいかだ)」の他に「筏」「澪標(みおつくし)」などがある。
ヘイエルダール【Thor Heyerdahl】
[1914〜2002]ノルウェーの探検家・人類学者。ポリネシア文化は古代ペルーに起源があるという説を立証するため、1947年に筏(いかだ)コンティキ号でペルーからポリネシアへの漂流実験を行い、1...