かず‐さし【数差/員刺/籌刺】
賭弓(のりゆみ)・競べ馬・歌合わせ・鶏合わせなどの勝負で、勝った回数を数えるために、数取りの串(くし)または枝を、数立てに差し入れること。また、差し入れる人。かずとり。「—座に居(すわ)りぬれば...
ちゅう【籌】
数をかぞえるのに用いた木の串(くし)。かずさし。かずとり。また、それに似たおみくじ。
ちゅう‐かく【籌画】
計画すること。計略。
ちゅう‐ぎ【籌木】
1 「籌(ちゅう)」に同じ。 2 昔、用便の際に、尻ぬぐいに用いた木片。かき木。
ちゅう‐さく【籌策】
1 はかりごと。計略。策略。籌算。「されば—を帷帳(ゐちゃう)の内に廻らし」〈曽我・二〉 2 仲裁。仲介。「糟谷こそ二条殿の女房たちを恋ひ申し、将軍の御—にてありけるが」〈伽・三人法師〉