あき‐の‐のげし【秋の野芥子】
キク科の越年草。山野に生え、高さ1.5〜2メートル。葉は細長い楕円形で深い切れ込みがあり、秋、黄色の花を多数つける。
あざみ‐げし【薊芥子】
ケシ科の一年草。高さ約70センチ。葉はアザミに似て深く切れ込み、縁のぎざぎざの先がとげになり、葉面に白い斑がある。夏、ケシに似た黄色い花を開く。メキシコの原産で、江戸時代に渡来した。観賞用。《季 夏》
あつみ‐げし【渥美芥子】
ケシ科の一年草。高さ約30〜80センチ。茎はよく枝分かれし、葉の縁にぎざぎざがある。春から夏に紫色の花をつける。日本では帰化植物で、あへん法により栽培が禁止されている。
あわ【粟】
1 イネ科の一年草。五穀の一。高さ約1.5メートル。葉は細長く、互生する。秋、茎の頂に長く太い円柱形の花穂を1本出す。実は小粒で黄色。糯(もち)と粳(うる)とがある。古くから栽培され、粟飯・粟餅...
いち‐ぞく【一粟】
一粒の粟(あわ)。転じて、きわめて小さい物のたとえ。「大海の—」