あぶな‐え【危な絵】
浮世絵美人画の一。女性の日常的な入浴・納涼などの場面を描いて、肌をのぞかせ、色気を漂わせたきわどい絵。
いずみ‐どの【泉殿】
1 平安・鎌倉時代の寝殿造りで、泉のある邸宅。泉亭。 2 寝殿造りの南庭の泉水に突き出した、納涼・観月のための小建物。泉廊。泉の屋。《季 夏》
かげ‐しばい【陰芝居】
1 拍子木・どらなどの鳴り物入りで、役者の声色(こわいろ)だけで芝居の一場面を演じる芸。江戸末期、隅田川の納涼船の中で見世物として流行。 2 陰で画策すること。
かわ‐ゆか【川床】
納涼のため川の流れに張り出して設けた桟敷。多く、京都四条近辺の河原に設けるものをいう。かわどこ。ゆか。納涼床。《季 夏》
ぎふ‐ぢょうちん【岐阜提灯】
岐阜特産の提灯。細骨に薄紙をはり、種々の模様を描く。納涼用に軒先などにつるす。《季 夏》