さい‐ぼう【細胞】
《「さいほう」とも》 1 生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。真核細胞ではふつう1個の核があり、核膜によって細胞質と分けられ、細胞質は細胞膜でおおわれる。植物細胞...
さいぼう‐いでんがく【細胞遺伝学】
染色体の構造や数の変化などと遺伝形質との関連性から遺伝の機構を研究する学問。
さいぼう‐うんどう【細胞運動】
細胞の示す運動の総称。アメーバ運動、繊毛運動、鞭毛(べんもう)運動、原形質流動や、平滑筋・横紋筋の収縮運動など。
さいぼう‐えき【細胞液】
植物細胞の液胞をみたしている液。塩類・糖・有機酸のほか色素・タンニン・アルカロイドなどが溶けており、ふつう弱酸性を呈する。
さいぼう‐かく【細胞核】
真核細胞にふつう1個ある球形の構造物。核膜に包まれ、核液、染色質、1ないし数個の仁(じん)からなる。細胞分裂のさいには核膜と仁が消失し、染色質は染色糸の状態を経て染色体になる。核。