お‐しゃり【御舎利】
1 「仏舎利」の敬称。 2 白殭病(はっきょうびょう)で死んだ、白くなった蚕。
ぎん‐しゃり【銀舎利】
白米の飯をいう俗語。第二次大戦中から戦後にかけての食糧不足の時代に、麦飯や代用食に対していいはじめた語。
さり【舎利】
⇒しゃり(舎利)
しゃり【舎利】
《(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》 1 仏や聖者の遺骨。特に釈迦(しゃか)の遺骨をさし、塔に納めて供養する。仏舎利(ぶっしゃり)。 2 火葬にしたあとの遺骨。「お—になって砂に埋まっちゃや...
しゃり【舎利】
謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺(せんにゅうじ)で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼(そくしつき)が舎利を奪って飛び去るが、韋駄天(いだてん)が取り返す。